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CLAUDE.md スターター — Claude Code に「この作業のルール」を覚えさせる雛形

Claude Code が毎回自動で読むルールファイル CLAUDE.md の最小テンプレート。置き場所を間違えると読まれないことも実際に確かめました。

公開
2026.09.28
最終確認
2026.09.28
Status
Verified
Model
Claude Opus 5.5(Claude Code 2.1)2026.09.28
Time
10 min
[ 目的 ]
CLAUDE.md を置くだけで、Claude Code が作業ルール(触ってよい場所・聞くべきこと・報告の形)を守るかを確かめる。
[ 結論 ]
フォルダの一番上に置けば、指示しなくても内容どおりにルールを説明した。サブフォルダに置くと読まれなかった。

[ Download ]

Claude Code は、作業を始めるときにフォルダの一番上にある CLAUDE.md を自動で読みます。毎回同じ注意を書かなくても、「どこを触ってよいか」「何を聞いてから進めるか」「どう報告するか」を守らせられます。ここではその最小の雛形を配布し、実際に読まれるかを確かめました。

手順

  1. 上のボタンから zip をダウンロードして展開する
  2. 中の CLAUDE.md を、作業したいフォルダの一番上に置く(docs/ などの下ではなく)
  3. 「目的」「フォルダ構成」の 2 か所を自分の作業に合わせて書き換える
  4. そのフォルダで Claude Code を起動し、「このフォルダで作業するときのルールを 3 行で要約して」と聞く
  5. 要約が CLAUDE.md の内容と合っていれば、読み込まれている

雛形は「目的 / フォルダ構成 / やってよいこと・聞いてからやること / 出力の決まり」の 4 つだけにしています。長く書くほど大事な行が埋もれるので、100 行を超えたら手順は別のファイルに分け、CLAUDE.md からはファイル名だけを書くのがおすすめです。

実際の出力

雛形をそのままフォルダの一番上に置き、手順 4 の質問を 1 回だけ送ったときの返答です(所要 13 秒)。

text
- `input/` は読むだけで、中身は書き換えません。結果は `output/` に `YYYY-MM-DD_内容.csv` という名前で置き、作業メモは `notes/` に残します。
- `output/` と `notes/` へのファイル作成、集計、下書きは聞かずにやります。`input/` の変更、ファイルの削除、外部への送信は先に確認します。
- 報告は結論を先に、箇条書きで短く書きます。分からないことは推測で埋めず「不明」と書き、最後に「やったこと / 残っていること」を 3 行以内でまとめます。

「目的」の欄は「(例)請求書 PDF から…」のままで、まだ中身が書かれていません。

ファイルを開くよう指示していないのに、4 つの項目をすべて反映しています。最後の 1 行のように、書き換え忘れた欄まで指摘してくれるのは想定外の収穫でした。

失敗例

同じファイルを docs/CLAUDE.md に移し、同じ質問をしました。返答の冒頭はこうでした。

text
今読み込まれているのは `~/.claude/CLAUDE.md`(グローバル)だけです。このフォルダ固有の CLAUDE.md は見えていないので、その前提での要約です。

この後は個人設定(全プロジェクト共通のルール)の要約だけが続き、雛形に書いた input/ output/ のルールは一度も出てきませんでした。置き場所がフォルダの一番上でないと、起動時には読まれません。

もう 1 つの注意点として、今回の検証環境には個人設定のファイル(~/.claude/CLAUDE.md)がありました。個人設定とフォルダの CLAUDE.md は両方読まれるので、書く内容が食い違うと挙動が読みにくくなります。個人設定には「好み」、フォルダの CLAUDE.md には「その作業の決まり」と分けるのが安全です。

改変のヒント

  • 触ってほしくないフォルダは、「読むだけ」「書き換えない」と動詞で書く。「大事なフォルダ」だけでは伝わりにくい
  • 「聞いてからやること」は短いほど守られる。全部を「聞いて」にすると、毎回止まって作業が進まない
  • 報告の形(例: 3 行以内)を決めておくと、長い説明を読まずに済む

[ 更新履歴 ]

最終確認 2026.09.28

  1. 2026.09.28初版。Claude Opus 5.5 で動作確認

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